みなさんこんにちは。家電好きの、のんすけ店長です。
最近はコロナ化の影響もあり、非常に空気清浄機に関心を高めている人が多くなっているのではないでしょうか。今回は「プラズマクラスター」で有名な、シャープ加湿空気清浄機のご紹介をさせて頂きます。
そもそもプラズマクラスターってなに?
プラズマクラスターは、自然界にあるものと同じプラスとマイナスのイオンを放出することによって、空気を浄化し人間にいい影響を与えるシャープ独自の技術で作られた空気清浄機です。
森の中など自然の中にいると空気がおいしいと感じることはありませんか?それは空気中の水素イオン(H⁺)と酸素イオン(O₂⁻)が比較的多く、しかもバランスよく存在しているからなんです。つまり普段生活している環境の中では、イオンが不足しており、空気がおいしいと感じなくなっているんです。そこで、2つのイオン量を人工的に作り出し空気を浄化してくれるのが、プラズマクラスターとなります。最近ではマイナスイオンを掲載される商品が多くなってきましたが、「プラズマクラスター」はプラスイオンとマイナスイオンをバランスよく放出するため、空気清浄や消臭効果だけでなく、静電気除去としても非常に効果があります。
イオンを発生する作用抑制メカニズムは?
発生したプラズマクラスターイオンは空気中に浮遊する菌などの表面でプラスイオン(H+)とマイナスイオン(O₂−)が結合し、OHラジカルに変化します。非常に酸化力の強いOHラジカルは、主にたんぱく質で構成されているカビ菌や菌などの表面から水素原子(H)を素早く奪い取ることで、その作用を抑制。OHラジカルは奪い取った水素原子(H)と結合し、反応後は速やかに水(H₂O)となって空気中に戻ります。また、プラズマクラスターは「+」と「ー」両方の静電気を除去できるので、花粉や微小な粒子が壁などへ付着することも抑制します。
プラズマクラスター 7000・25000・NEXTの違いは?
プラズマクラスターは全部で3種類【7000,25000,NEXT】
ここではその違いを説明します。
〇プラズマクラスター7000 発生する濃度 7000個/㎤
〇プラズマクラスター25000 発生する濃度 25000個 /㎤
〇プラズマクラスターNEXT 発生する濃度 50000個 /㎤
つまり濃度が上がれば上がるほどその機能も上がるということです。
では濃度が上がることによって、どんな機能が上がっていくのでしょうか
プラズマクラスター 7000個
①浮遊カビ菌除去
②浮遊ウイルス作用抑制
③浮遊菌を抑制
④ダニのフン・死がい浮遊アレル物質を抑制
⑤浮遊花粉アレル物質抑制
⑥タバコや汗のにおい、部屋干し衣類の生乾きの脱臭効果
⑦静電気を抑える
プラズマクラスター25000個
上記機能に加えて
①付着カビ菌抑制
②付着ウイルスの作用抑制
③付着花粉アレル物質の作用抑制
④お肌につやを与える
プラズマクラスターNEXT
上記機能に更に加えて
①においの元となる付着匂い原因菌の除去
②付着したペット皮膚特有の金の作用抑制
③付着した排泄臭の消臭
④ストレスがたまりにくい環境を作る
⑤集中を維持しやすい環境を作る
それでは、プラズマクラスターの簡単な性能が分かったところで、現在発売中のシャープ加湿空気清浄機KI-PX70のご紹介となります。
加湿機能付 空気清浄機 KI-PX70
基本仕様
浄化方式 | 「プラズマクラスターNEXT」空中浄化&フィルター浄化 |
プラズマクラスター適用床面積※1(目安) | 約16畳(約26m²) |
加湿方式 | 気化方式 |
加湿能力 | 最大 750mL/h |
水タンク容量 | 約3.2L |
待機時消費電力(W) | 約1.2(約1.4) |
外形寸法(mm) | 幅395×奥行265×高さ650 |
質量(kg) | 約12 |
電源コード長さ(m) | 約1.8 |
フィルター | 静電HEPAフィルター(交換目安10年) ダブル脱臭フィルター(交換目安10年) 抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター/使い捨てプレフィルター(3枚) |
独自気流 | スピード循環気流 |
センサー | ホコリ / ニオイ / 湿度 / 温度 / 照度 |
モニター | 微小粒子 / ハウスダスト / ニオイ / PM2.5濃度デジタル表示(目安)/ きれいモニター / デジタル温度・湿度・電気代 |
空気清浄
清浄時間 | 8畳 / 9分 |
空気清浄適用床面積(目安) | ~31畳(51m²) |
モード | 強~弱 |
風量(m³/分) | 7.0~1.5 |
消費電力(50/60Hz) | 69~6.6 |
1時間あたりの電気代(円) | 約1.9~約0.18 |
運転音(dB) | 51~20 |
加湿空気清浄
清浄時間 | 8畳 / 10分 |
空気清浄適用床面積(目安) | ~29畳(48m²) |
加湿適用床面積(目安) | プレハブ洋室 ~21畳(35m²)/ 木造和室 ~12.5畳(21m²) |
モード | 強~弱 |
風量(m³/分) | 6.3~1.5 |
消費電力(50/60Hz) | 50~7.2(6.6) |
1時間あたりの電気代(円) | 1.4~ 0.19 |
運転音(dB) | 48~21 |
加湿量(mL/h) | 750~ 210 |
筆者は現在NEXTのプラズマクラスターを使用中です。理由はタバコ臭とペット臭の抑制力が格段に上がっている事。実際に使用してからはタバコの匂いもペットの匂いも殆ど気にならなくなりました。タバコは換気扇で吸う習慣がありますがある程度そこまで匂いをしていなかったんですが、ペットの匂いは常に発せられており
KI-PX70の特徴
遠くのホコリも引き寄せるスピード循環器流
3方向気流制御ルーバーにより、広いリビングにもイオンを効率よく届けながら、コアンダ効果*を応用した気流で遠くのホコリもしっかり引き寄せ、背面全体でパワフルに吸引します。
※コアンダ効果
「噴流を面に沿って吹き付けると、噴流の出口や下流の面が曲面であっても面噴流はかなりの範囲にわたって面に沿って流れる。」という噴流の性質効果
大面積でパワフルに集めて吸い込む背面ワイド吸引
SHARPの特徴である背面全体の大きな吸い込み口で、汚れた空気をパワフルに吸引。
「飛沫粒子モード」を搭載
ウイルス飛沫粒子がよどみやすい天井面を直接狙って、循環気流に乗せて吸じんする「飛沫粒子気流」により、効率よく捕集できることがシミュレーションにより確認できました。
メリット
KIPX70に関してのメリットは多数あります。特にその中でも以下のものでしょうか。
〇タバコ・ペット臭を抑制
〇電気代が安い
〇背面ワイド吸引のため部屋全体の浄化に適している
〇フィルター交換がほぼ必要なし(10年に1度)
〇静電気を抑制
個人的には猫アレルギーがあり、購入前に関しては目がかゆくなったり、鼻がムズムズしておりましたが、導入後は完ぺきにまでとはいきませんが、かなり楽になりました。これ絶対効果出てます!!
デメリット
×背面ワイドのため、壁から数センチ前に出す必要がある
×気化式加湿のため、加湿に時間がかかる。
×同じレベル隊のパナソニックと比べると筐体が大きい
まとめ
SHARPの空気清浄機は特に匂いやアレルギー体質の方にはもってこいな商品ですね。特にお部屋全体の浄化に向いてますし、静電気まで抑制出来ることから、壁にホコリも付きにくい!買ってよかったと思った商品でした。逆に床面に特化した空気清浄機を欲しい方・・赤ちゃんがいて床に近いところに多くいる人などはパナソニックの方がお勧めになります。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。