電動歯ブラシを買おうとしているとき、どのメーカーにしようかとても悩みますよね?こちらのブログではメーカー別の特徴をご紹介していますので、自分に合った商品を是非見つけてみてください。
今回はパナソニック・ブラウン・フィリップスのそれぞれの特徴と機能をわかりやすくご紹介します。オムロン製の電動歯ブラシもありますが、スリム・軽量・安価以外の特徴があまりありませんでしたので、3メーカーで比較いたします。
1,電動歯ブラシのメリット・デメリット
電動歯ブラシを導入するのにあたって、歯冠を守る「エナメル質」が削られて逆に悪影響を起こしてしまうという噂を聞いたことってありませんか?
20年ほど前までは、歯周病学の授業などでも、一般の人は手で磨いた方が優れているといわれていたそうです。
しかし最近では、電動歯ブラシそのものの技術が上がり、逆に医学界からも積極的に選んで良いといわれる時代になりました。
正直電動歯ブラシを使うことによって「エナメル質が削られる」というよりは、毛先のスピードとパワーを考えず、グイグイ磨いたことにより、歯肉にダメージを与えてしまっていたのではないかと思います。
よく考えると、鉄よりも固いと言われる「歯冠を守るエナメル質」が、電動歯ブラシを使うだけで削られてしまったら、歯ぎしりなんてしようものなら一発でエナメル質が削り取られてしまいますよね。
つまり、現在発売されている電動歯ブラシは、歯肉のこともしっかりと考えられて作られているので安心して使用することができます。
因みに筆者も昔は「虫歯」が多かったんですが、電動歯ブラシを使ってからは、一度も歯医者さんに通うことが無くなりました。虫歯の多い方は是非電動歯ブラシの導入をお勧めします。
・電動歯ブラシのメリット
1,自動で先端が動くため、うまく手の動かせない方でも綺麗に磨ける
2,歯茎などへのマッサージもできるため、歯周病の予防もできる
3,手磨きのようなテクニックを必要としない
4,歯磨きが楽しくなる
電動歯ブラシを使うと、これ本当に楽しくなります。時間も手磨きと比べ短縮できるため、朝の時間のないときにも最短2分で歯磨きを終わらせることが出来ますよ。
・電動歯ブラシのデメリット
1,本体価格1万~3万円と替えブラシも比較的高い
2,振動が作動音があるため、気になる場合もある
3,正しい使い方をしないと歯茎を傷める
特に男性に多いのですが、手磨きもそうですが、強いからでゴシゴシ洗ってしまうと歯茎を傷める原因となります。電動歯ブラシはきほん、そっと添える感覚で磨くだけで十分すぎるほどきれいになります。
2,Panasonic(ドルツ)の特徴
●日本人向けに作られたサイズ
パナソニックの電動歯ブラシは、もともと口の小さな日本人向けに作られています。その為「ヘッド」が小さいため、凹凸のあるような細かいところへもヘッドが届きます。口の小さい「女性向き」の電動歯ブラシとなります。
逆に男性には多少物足りなく感じられる可能性はあります。
●超高速振動「リニア音波振動」
電動歯ブラシは、ヘッドが高速であればあるほどしっかりと汚れを落としてくれます。また歯科医の約90%の方が、横方向に細かく動かす「バス法」と「スプラビング法」を推奨しております。
パナソニックのドルツ「DP/DA/DLシリーズ」では「リニア音波振動」を採用しており、横方向に毎分約31,000回振動していることで、歯科医の方が推奨している磨き方を実現しています。
●極細毛ブラシで歯周ポケットもきれいに
約0.02mmの極細毛ブラシで、通常の歯ブラシが入り込みにくい歯周ポケット内まできれいに汚れを取り除きます。
●Panasonic(ドルツ)お勧め紹介
トップグレードモデル EW-DT52
歯周ポケットの「横磨き」の他に、歯間部の立体的にアプローチする「W超音波振動」を採用。歯間部も徹底的な洗浄を行い方はこちらをお勧めします。
ハイグレードモデル EW-DP55 EW-DP35
多彩なモード「Wクリーンモード」「Wガムケアモード」「ステインオフモード」を搭載するモデルで、歯だけではなく、歯茎のケアも行い方向けの商品。
超高速振動「リニア音波振動」はそのままに、「Wクリーンモード」「Wガムケアモード」「ステインオフモード」を除いた、お手頃価格モデル。
スタンダードモデル EW-DA45
超高速振動「リニア音波振動」を搭載したスタンダードモデル。とにかく歯の汚れをしっかりと落としたい方にお勧めです。
3,ブラウン(オーラルB)の特徴
ブラウンの歯ブラシの特徴として、なんといっても「丸形ブラシ」。
この丸形ブラシが歯を一本一本細かくブラッシングする方式は、歯科医で使われている機材と同じ形状の為、歯を一本一本包み込みながらブラッシングをすることができます。
その為、販売されている歯ブラシの中では一番細かく隅々まで歯を綺麗にしてくれます。問題点としては、ブラシが丸形の為、ブラッシングする範囲が狭く、時間がかかる事。
普段あまりブラッシングに時間をかけていない方には不向きな点はありますが、歯と歯茎のケアを徹底したい方にはブラウンがお勧めです。
丸形ブラシはサイズもコンパクトの為、「男性」にも「女性」にも適したサイズとなります。
ジーニアスシリーズ ジーニアスX
歯垢除去力99.7%UPで歯医者さんも推奨したブラウン最上位モデル。押しつけ防止センサーも内蔵し、加圧を自動的にコントロールしてくれます。6つのモードも搭載し、歯垢をしっかりと除去したい方におすすめ
ブラウンオーラルB PRO2
ブラウンオーラルB PRO1
PROシリーズは2種類あります。
共通機能
3モード・3D丸形回転・加圧ストッパー搭載しており、そのほかPRO2に関しては押しつけ防止センサーが付いているため、普段ブラッシングするとき、ガシガシ擦って歯磨きをしている方にはPRO2がお勧めとなります
4,フィリップス(ソニックケア)の特徴
フィリップスは、「音波水流」で歯や歯茎への負担を最小限に抑えた電動歯ブラシです。
「音波水流」とは、細かな音波振動とヘッドブラシの幅広い動き、そして使用者の唾液を組み合わせることによって、歯と歯茎の隙間など、通常のブラッシングでは届きにくかった汚れを落とすことができます。
しかし、ブラシそのものはパナソニック・ブラウンと比べてサイズが大きめとなっているため、口の小さな女性には少し大きく感じてしまうことがあるかもしれません、「男性向き」の歯ブラシですね。
Philips Sonicare 2100 Series
毎分約 31,000 回の高速振動で歯垢をたたき浮かせ、ブラシヘッドの幅広い振れ幅で浮かせた歯垢をはらい落とします。同時にそれらの動きが口の中の唾液の流れ「音波水流」を発生させ、やさしく効果的に歯垢をかき出します。
4,まとめ
今回は、電動歯ブラシのご紹介となりました、個人ではブラウンの電動歯ブラシを現在使用しています。加圧ストッパーが付いてはいますが、一番使用した時に、ガツガツと磨いてる感があるところが好きでした。Panasonicもとてもよかったんですが、振動がとても細かいため、すこしくすぐったい感じの印象が残っていますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。