ペットは大好き。でも家族の中でアレルギー持ちの方がいて、鼻水・鼻づまり・くしゃみ・皮膚の痒みに悩んでいる方はこのブログを読んで対策をしてみてはいかがでしょうか。
筆者も最近新しい家族として猫を飼いましたが、鼻水・くしゃみ・皮膚の痒み(目じり、頬、喉回り)が辛く、毎日目も充血状態でした。
しかし、いろいろな対策を行った結果、最近では驚くほど上記のような症状が改善され、今ではペットと一緒に寝ても特につらい症状はでておりません。あきらめる前に一度試せるところから試してみましょう。
もちろん個人差もあると思いますが、是非参考にしていただけたらと思います。
1,住居環境への対策
・空気清浄機を導入しよう
・掃除機や床拭きはこまめに。
・カーペットやマットの掃除
2,人による対策
・体質の確認と改善
・飼い主側の予防を徹底
3,ペットへの対策
・ダニ用の駆除スプレーなどを使う
・ダニ対策用の首輪等を付ける
1,住居環境への対策
私がペットと暮らしてから、ほんの数時間で目がかゆくなり、鼻水や鼻づまりが出始めました。その後1週間ほど経過してから目じりや喉回りがかゆくなり、気が付けば赤い発疹が表れていました。
今までそのような事はなく、ペットを飼ってからという事もあり、「これがペットアレルギーなのか!?」と、いまさらながらに気が付かされました。
そこで、まず最初に行動に移したのが、「お部屋の空気を浄化しよう!」というもの。
動物アレルギーの大きな原因として、動物の毛、ダニ、唾液、糞尿等があり、動物を飼っている以上は消し去ることが出来ない永遠のテーマ。
そうとなれば、まずは「空気清浄機」を設置しようと相成りました。
対策① 空気清浄機を導入しよう
色々とメーカーに悩みましたが、静電気の抑制効果の高い、SHARP「プラズマクラスター25000」の旧モデルがあったのでそちらを購入。
実際に設置してみた感想は・・・
「これ!マジですごい!!」
Panasonic等の空気清浄機を買っても同じ感想だったんでしょうけど、鼻水・鼻づまりが嘘のように改善しました。※個人的にですよ
そして何よりも、ペットの飼ったことのない私にとって、とても気になっていたペット臭も消えたんです。トイレやカリカリの匂いも全然気にならなくなりました。
他にも検討していた空気清浄機もありましたので、もしよろしければこちらもご覧ください。値段が高い方が確かに色々な抑制力が働きますが、安いものでも十分に効果が出ますよ。
対策② 掃除機や床拭きはこまめにおこなう
掃除機は毎日のお掃除に欠かせないもの。しかし床拭きは意外とされていない家庭も多いはず。
しかし空気清浄機では、床にこびり付いたアレル物質を取り除くことが出来ない為、より完璧を目指すのであれば、定期的な床拭きを行うようにしましょう。
動物のアレルギーを引き起こす要因の一つに、「Feld1(フェルディ)」と呼ばれるたんぱく質の存在があります。
この「Feld1(フェルディ)」は動物の唾液や皮脂腺に含まれているといわれ、正直顕微鏡でも探す事が困難なほど微細な物です。
空気中に浮遊したフェルディは空気清浄機にて浄化する事が出来ますが、床に付着してしまったフェルディは取り除くことが出来ません。
つまり、空気清浄機では取りきることのできない床のフェルディを取り除くために、定期的な床掃除が必要となります。
掃除機は今現在使用しているものでかまいませんが、サイクロン式の場合は、ペットの毛がフィルター詰まりを起こしてしまう可能性がある為、出来る限り「紙パック式」掃除機をお勧めします。
ここ数年では、スティッククリーナーの人気が高く、そちらの商品で検討している方には、こちらを紹介します。ペットを飼っているご家庭で、スティッククリーナーの選択を誤ると直ぐに故障してしまう可能性がありますので気を付けましょう。
Panasonicと三菱の掃除機は、特にペットの細い毛にもしっかりと対応できるように、細かい工夫がなされています。
また、ルンバはペットの排泄物を自動的によけられる機能が付いており、また「床掃除」も同時に行ってくれるパーフェクトな掃除機です。
もし興味があれば見てみてください。
対策③ カーペットやマットの掃除
カーペットやマットだけではなくて、布団のシーツも含めて定期的に虫干しする必要があります。また、猫においては毛玉?を吐くために定期的に嘔吐しますよね?
雑巾などで綺麗に拭き取っても必ずあとが残ってしまいます。そこにももちろん「アレル物質」が残っていますし、なにより見た目もあまりよろしくありませんよね。
そんな時には、「リンサークリーナー」がお勧めです。こちらは汚れた布とかを洗ってくれる優れもので、今まで業務用しかなかったクリーナーを、家庭用に開発された商品です。
ここまで徹底すれば、鼻水・鼻づまり・かゆみ等が劇的に改善されるのではないかと思います。
しかし、いきなり全部揃えるのはとても難しいものですから、まずは、空気清浄機だけでも検討する事をお勧めします。
2,人による対策
ペットの好き嫌いに関係なく突然発生してしまうアレルギー。お部屋の対策を行っても、症状が出る方はもちろんおります。現在「ペットアレルギー」を予防や完治させるような薬は残念ながらありません。
しかしながら、症状(くしゃみ・喘息等)ごとに対症療法の薬を服用し、症状を和らげる事は可能です。
感知する事は難しいといわれる「ペットアレルギー」ですが、せっかく一緒に住んでいるので、一緒に遊びたいしじゃれ合いたいもの。
そこで、「アレルギー反応を抑える」ために出来る事をまとめてみました。
対策① アレルゲンを減らす
空気中に浮遊しているアレルゲンは「空気清浄機」で、床に付着しているアレルゲンは「掃除機等」で取り除くことが出来ました。
しかし、ペットに付着しているアレルゲンはまだ残っています。
ペットは週に1回はシャンプーを行いましょう。またこまめにブラッシングをしてあげる事で、アレルゲンを除去する事が出来ます。
そうはいっても、中々そんな時間を持てない方もいらっしゃると思います。そう言ったときには「ペットドライルーム」がお勧めです。こちらはシャンプー後ペットを乾かすときにも使えますし、「エアシャワー」機能が付いていて、外からの散歩後に花粉などを飛ばしてもくれます。
対策② 飼い主側の予防を徹底
ペットと暮らすうえで欠かせないことが、飼い主さんの予防です。まず前提として上げる事としては、自身の症状を和らげる薬は切らさないようにしましょう。特に喘息をお持ちの方は、症状が出た時に手元に薬を常備して症状の悪化を防ぐようにしてください。
また、部屋の掃除をするときや、猫を洗ったりブラッシングする時に、必ず「マスク」を着用するようにしてください。
マスクを着用する事により、アレルゲンの拡散を防ぎ症状の予防に効果があります。
3,ペットへの対策
家の中でしか飼っていないペットでも、寄生してしまう可能性のあるダニやノミ。
このダニやノミの糞もアレルギー症状を引き起こしてしまう原因です。
そして、人に対してのアレルギーだけではなく、大切なペットが「バベシア症」「ライム病」「ヘモバルトネア症」等の病気を患ってしまう可能性もありますので、是非対策が必要となります。
もちろん、上記にも触れていますが、ペットを洗ったりブラッシングする事で、ある程度改善する事は出来ますが、いつダニやノミに寄生されるかはわかりません。
対策① ダニ用の駆除スプレーなどを使う
散歩から帰ってきたときや、お風呂に入れる事が出来なかった場合などに吹き付ける事で、ダニやノミを寄せ付けません。
もちろん天然成分の為、人体やペットにも安心して使う事が出来ます。大切なペットを守るためにも常備しておきたいものとなります。
対策② ダニ対策用の首輪等を付ける
【紙パッククリーナー】パナソニックMC-JP840Kを徹底検証 – 家電選び|便利なお勧め家電紹介 (kadenon.com)
ペットのアクセントとしてとてもかわいい首輪も、最近ではダニやノミを寄せ付けないタイプを多く販売しています。
大切なペットを守るためにも、是非つけておくことをお勧めします。
4,まとめ
筆者も猫を飼い始めた時、本当につらくて色々と悩んだものでした。しかし、対策をすることで、ここまで症状が緩和されるとは思いませんでした。今回筆者が実際に対策を行ったことは、「空気清浄機」「床掃除」「首輪」「スプレー」でした。特に空気清浄機は本当にお勧めです。
是非参考にしていただければと思います。