ジャパネットモデル「ルンバ694 R694060」と市販品のモデルの違いって気になりますよね。今回はルンバ694のジャパネットオリジナルと市販品e5 e515060を比較してみました。
筆者も現在ロボットクリーナーを使用していますが、普段の掃除がとても楽になります。ロボットクリーナーが掃除をしてくれている間に他の用事を済ませる事が出来ますし、隅々までとてもきれいにしてくれます。
しかし、ロボットクリーナーの価格は高いイメージがありますよね?その為、今回紹介するロボットクリーナーのように、とても安価な商品を見てしまうと、逆に心配になってしまいませんか?
最近では、ペットの糞を検知したり、部屋をLDSレーザーで照射し障害物等を事前に把握しながら掃除をする等、とても機能性が高くなっている為、価格帯もそれに比例して高くなります。
ここでは、そんな心配している方や、市販品との違いを詳しく解説していきます。
1.安いロボットクリーナーは何がいけないの?
ロボット掃除機を買いたいと考えるとき、「安い掃除機は性能が悪いのではないか?」と、考える方が多いのではないでしょうか。
確かに値段の高い掃除機の方が、吸引力が強い傾向にあります。しかし、そもそもバッテリーで稼働する掃除機は、ダイソンを除いてどうしても吸引力が下がってしまいます。
その為、各社から発売されているロボット掃除機は、吸引口にあるブラシの性能を向上させ、ゴミを書き出して吸い取る方式となっています。
ダイソンは吸引力がとても強いですが、ロボットクリーナーには少し不向きです。なぜなら音がとても大きいからです。
ロボットクリーナーに求められる性能として、「ごみを取る」事が一番にあげられますが、「音が静か」であることも、とても優先度としては高くなってしまいます。その為ダイソンのロボットクリーナーは不向きとなってしまうのです。
それでは、価格の高いロボット掃除機と比較的安価な商品とでは一体大きく何が違うのでしょうか。
①走行方向の違い
走行方式は主に「ランダム式」と「マッピング式」の二つに分けられます。
ランダム式とは
ロボットクリーナーが発売された当時から採用されている方式です。障害物にぶつかったら進行方向を自由に変えて、移動するタイプや、あらかじめ設定された数種類のパターンを繰り返して移動するタイプがあります。
充電が尽きる直前までぐるぐると手あたり次第掃除を行うので、掃除時間が長く、広範囲のお部屋の場合はごみの吸い残しが発生することもあります。比較的安価に購入できるクリーナーはこちらを採用していることが多いです。
マッピング方式
マッピング方式は、LDSレーザーを照射し、自らお部屋の状況を把握した中で掃除を行います。その為、壁以外に、椅子やテーブル等の障害物まで認識することで、無駄な掃除時間を減らすとともに、しっかりと隅々まで掃除することが可能です。しかしマッピング方式になると価格が一気に上がる傾向となります。
②機能性
高価格帯のモデルになると、カーペットの敷居の高さ認識や、障害物を避ける、水拭きが出来るなど多彩な機能が加わります。また、ベットの下やソファの下によく収納されているケーブルなども巻き込まないように細かく設定する事などもできて、よりセルフ強化が図られる仕組みとなります。最近ではペットの糞等も検知して避けてくれる物も出ています。
③バッテリー
バッテリーの稼働時間も大きく変わってきます。比較的安価な商品だと、約60分前後くらいでバッテリーが消耗してしまいますが、高価格帯となると、120分程稼働できるものもあり、部屋数の多いご自宅などであればこのバッテリーの稼働時間を確認する必要があります。
2.ジャパネットのルンバ694は買いの商品?
上記のように、高価格帯のクリーナーと低価格帯のクリーナーには機能性の違いがありますが、正直以下の条件さえクリアしてしまえば安価なクリーナーでも十分な満足を得る事が出来ます。
1.壁等にぶつかる為傷をつけてしまう可能性がある
2.広い部屋や、複数の部屋の場合バッテリー切れを起こす
3.部屋の角等ではゴミの取り残しが発生しやすい。
そんな中で、ジャパネットのルンバ694シリーズは、どうなんでしょうか?
ジャパネットオリジナルのルンバ694の走行方式は、「ランダム式」を採用しています。
しかし、通常ブラシの本数は1本に対して、ルンバ694はデュアルブラシを採用している為、比較的安価なロボットクリーナーと比べて、より確実にごみを取り除くことができます。
また、従来のロボットクリーナーでは難しかった、カーペットの掃除も行うことが出来ます。これは、床室に合わせてヘッドの高さを自動的に調整してくれるため、カーペットの奥に潜り込んでしまったゴミをしっかりと取り除いてくれるからとなります。
そしてルンバ694のすごい所として
バッテリー稼働が90分間!
である事ではないでしょうか。先ほど述べた通り、比較的安価なロボットクリーナーは約60分ほどの稼働率が多い為、ルンバ694のバッテリーの持ちは驚異的といってもいいと思います。
そしてゴミの取り残しになりますが、ダートディテクトテクノロジーという機能が付いており、これは、ルンバ694がよりごみの多いところを検知し、集中的に掃除をしてくれます。その為過度のゴミを含めてとてもキレに掃除をすることが可能となります。
その為、ジャパネット694の問題点としては、
壁にぶつかる事!
だけとなります。ここさえ気にしないのであれば、確実に買ってもいいと思われる商品となります。
3.ジャパネットモデルと市販品の違い
それでは、市販品との違いを確認してみましょう。市販品はe5 e515060
①仕様の違い 「発売日、カラー、サイズ、重量」
項目 | ジャパネット | 市販品 |
発売日 | 2021年11月 | 2018年10月 |
カラー | シルバー | チャコール |
サイズ | 直径34cm×高さ9.2cm | 直径35.1cm×高さ9.2cm |
重量 | 3.6kg | 4.0kg |
サイズ・重量共にジャパネットモデルの方がコンパクトになっていますね。
②機能の違い 「掃除システム、吸引力、ブラシ、フィルター、ダストボックス」
ここは大きく違いがあります。市販品のe5はジャパネットモデルの約5倍の吸引力と言われています。
また、ブラシに関しても市販品モデルはゴム製を採用しており、髪の毛などが絡みにくい構造となっています。
ダストカップフィルターも排気がきれいなことと、ダストボックスが直接水洗いが可能となります。
その為、さほど価格に違いがなければ、市販品モデルをお勧めします。
4.価格の違い
それでは、実際にジャパネットモデルと市販品の価格はどれほど違うのでしょうか。
ジャパネット694
販売価格 39,800円(税込)
キャンペーン期間中 4/29-5/8 1,5000円値引き
期間中販売価格 24,800円
市販品 e5 e515060
販売価格 39,800円(税込)
通常期間であれば、価格は同一価格となる為、市販品を購入するようにしましょう。
※キャンペーン期間終了になったので、今なら間違いなく市販品の方がお得となります。
しかし、GW期間中に購入を考えている方は、ジャパネットモデルの方が圧倒的な安さなので、ジャパネットで購入した方がいいと思います。
5.その他ジャパネット商品
ここでは、他にも気になるジャパネットの家電と市販品の違いを紹介しています。是非ご覧になってください。
6.まとめ
いかがでしたか?ジャパネットモデルは、より価格を抑えるため、市販品と比べると、機能・性能を落としているのがほとんどです。しかし、キャンペーン等が組み合わさると兎に角安く手に入るのでとてもお勧めとなります。価格以上の性能はあると思いますよ。