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【加湿器の種類】それぞれの違いとは?

どうも。のんすけ店長です。

本日は、加湿器の種類・違いについて紹介します。

加湿機には大きく分けて「スチーム式」「ハイブリット式」「気化式(ヒートレスファン」「超音波式」があります。

それでは、それぞれの特徴や適用環境、メリット、デメリットを紹介いたしますので是非参考にしてみてください。

「スチーム式」加湿器

「参照」象印EEDC30 50

スチーム式は内部にヒータが搭載しており、水を加熱して、沸騰させて蒸気を放出するタイプの加湿器となります。

昔は加湿器は使わずに、どの家でも、ストーブの上にやかんを乗せて沸騰させ加湿してましたよね?それとおんなじ原理です。

こんなご自宅におすすめ
水を沸騰させるため、非常に衛生的。

沸騰させることで雑菌の増殖を抑え、ヒーター式の為、室温を上げる効果があります。

また蒸気で一気に加湿するため、特に部屋の湿度が常に30%を下回るような乾燥の酷いご自宅向けとなります。

ここが注意!

ヒーター式を採用している為、噴出口は非常に高温になります。小さいお子様ペットがいるご自宅は十分に注意しなくてはなりません。

また、常に沸騰させている為、電気代が高くなります。

例として、8畳用のスチーム加湿器の消費電力は約300w程。お住いの地域により大きく変わりますが、1hの電気代は約5円~8円。1日8h使用で、約40円~64円。一か月で約1,240円~1,984円となります。

そして、フィルター付きの安価な加湿器を購入すると、カルキのこびり付きが酷く、メンテナンスが大変になります。

スチーム式加湿器を検討する場合、象印加湿器をお勧めします。1万円~1万5千円ほどとスチーム加湿器の中では高額ですが、非常に衛生的です。

電気代をあまり気にしなく、とにかくすぐにでも部屋を加湿したい方にお勧めです。

超音波加湿器

「参照」アピックス SHIZUKU

超音波加湿器は、内部に超音波を発生する装置が組み込まれています。その装置が振動して微細なミストを出します。

画像にある様に常に霧吹きで部屋内を吹き付けているイメージです ※霧吹きよりももっと微細なので、水が飛び散ることはありません。

こんなご自宅におすすめ

デザインが多く、また安価な商品が多いです。また小型タイプも多い為
1,枕もとの狭い空間での使用
2,インテリアの一環としても使用できる。
3,加湿器の中で、一番電気代が安い。
4,本体価格が安い
非常にメリットが多いですね。

私のお勧めをご紹介

ここが注意!

水に対して、熱を加えないため、雑菌などが本体に残っていると、ダイレクトに雑菌まで空気中に放出してしまいます。

他の加湿器と比べ、メンテナンスを細目に行う必要があり、怠ってしまうと、、逆に体調不良の原因となる可能性があります。

ハイブリット加湿器

「参照」ダイニチ LX1221

ハイブリット加湿器、は安全面と雑菌増殖まで抑えられるタイプのオールマイティーな商品です。

ハイブリット式はファンから出た風が、ヒーターで温められて、水を含ませたフィルターへ当てて、水を気化し、室内へ放出します。

もう少しわかりやすく言うと、濡れたタオルにドライヤーを当てて蒸発させるようなイメージとなります。

こんなご自宅にお勧め

水に熱を加えるため、雑菌の増殖抑え、また噴出口はそこまで熱くなりません。よって小さいお子様やペットを飼っているご自宅に向いています。

電気代はスチーム式と比べると安い傾向となります。1H当たり約3円~5円の為、一か月で約744円~1,240円となります。

超音波や気化式と比べると、電気代は高く感じますが、その能力を考えると満足している方が多いようです。

私のお勧めをご紹介

ここが注意!

多少電気代が高いこともありますが、一番は本体価格が割高となります。また筐体も多いきめとなっている為、価格と設置スペースの確保が出来れば迷わずハイブリット式を選んでいいかもしれませんね。

気化式(ヒートレス)加湿器

「参照」Panasonic FE-KXU07

気化式加湿器は、水をフィルターに浸透させ、ファンの風をあてて水を気化しながら加湿する仕組みです。

ハイブリット加湿器と大きく違うところは、熱を加えないことから、室温が高く、非常に乾燥しているお部屋であればあるほど、その効果は高くなります。

逆に室温が低い場合は、水が気化しづらくなるため、加湿効果があがりません。

こんなご自宅にお勧め

ヒータを使わないため、電気代が非常に安くなります。1h当たり約0,7円~1.3円で、月約173円~310円程 (一日8時間使用)

また、熱を持たず静穏性に優れている為、小さなお子様がいる家庭や、受験や職場等、静かな環境等で使用する事に適しています。

私のお勧め気化式は

ここが注意!

超音波加湿器同様、熱を加えないため、定期的にフィルターをお手入れしないと雑菌が増殖してしまいます。言うなら濡れたままの雑巾をそのまま使い続けていると似たようなものです。

また、お部屋が乾燥している程効果が出る為、ある程度湿度が上がるとその後上昇しづらくなります。約60%程が限界となります。

熱を使うタイプではないので、室温も約1℃~2℃程下がってしまいます。

いかがでしたでしょうか?

単品別のお勧め商品もリンクを貼っているので、是非ご覧くださいね。

本日は最後まで読んで頂きありがとうございました。

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