衣類乾燥除湿機は、大きく分けて、「コンプレッサー式」「デシカント式」「ハイブリット式」に大きく分けられます。
今回はその中で、ハイブリット式衣類除湿乾燥機のご紹介をいたします。
【ハイブリット式】
ハイブリット加湿機は、「コンプレッサー式」と、「デシカント式」の良い面を合わせ持った除湿機です。
コンプレッサーは電気代は安く、梅雨時期や夏場の使用に適していますが、冬季間での使用は、除湿効果が弱まります。
デシカント式は、冬場の使用は安定していますが、電気代が高く、夏場の使用においては、室温が上がるため、あまり適していません。
これらの長所を組み合わせることによって、オールシーズン使用する事がハイブリットの特徴です。
ハイブリットは、冷却器を内蔵している「コンプレッサー式除湿機」と、乾燥剤に水分を吸着させヒーターで温め気化し、熱交換器を通して結露させ除湿する「デシカント方式」の仕組みが両方組み込まれています。
【メリット】
・1年中高い除湿能力を維持できる。
・気温により除湿方式を変えてくれる。
ハイブリットは季節によって除湿方式を変えて運転をするため、一年中オールシーズンで使用する事が出来ます。また、ランニングコストもある程度抑えられるため、季節に関係なく、常に除湿機を使用したいという方にお勧めです。
【デメリット】
・価格が高い
・本体が大きく重たい
デメリットは価格が高いこと。デシカントやコンプレッサー式と比べ、倍近い値段もすることがあります。また、両方の方式を採用している為、筐体が大きく、重量もあるため、中々持ち運びは難しいかもしれません(キャスターはついてます)
それでは、お勧めするハイブリット除湿機の5選をご紹介いたします。
ハイブリット式除湿機 おすすめ3選
1,Panasonic F-YC120HUX
身の回りの清潔感を保つことに関心が高まっている今、部屋干しの衣類にも気を使いと思う方はこちら。「ナノイーX」搭載で、衣類を除菌し、気になる生乾きの匂いも抑制します。
ハイブリット式の為、夏も冬も1年中パワフルに除湿する事が出来るうえ、手入れにおいて、中々手入れの届かない内部の水分を乾燥する機能も付いており、衛生面においては、突出した機能を持っております。
定格除湿能力 9/11L/日(50Hz/60Hz)
除湿可能面積 50Hz 木造11畳 プレハブ17畳 鉄筋 23畳
60Hz 木造13畳 プレハブ19畳 鉄筋 25畳
タンク容量 約3.2L
外形寸法 幅370mm×奥行225mm×高さ583mm
質量 約13.9kg
詳細はこちら:Amazon.com
2,SHARP CV-NH140
「プラズマクラスター25000個」を搭載し、より除菌や生乾きの匂いを抑制する働きを持っています。
除湿能力が14L/日と力強い除湿能力も重ね備えてます。よくPanasonicと比較されがちですが、個人的にいうと・・・
Panasonicの方が、花粉やPM2.5の抑制力がありますが、シャープは静電気の抑制力が強いイメージがあるので、乾燥肌の方にはSHARPがお勧めです。
定格除湿能力 11/13L/日(50Hz/60Hz)
除湿可能面積 50Hz 木造14畳~28畳
60Hz 木造16畳~30畳
タンク容量 約3.6L
外形寸法 幅365mm×奥行235mm×高さ645mm
質量 約15kg
詳細はこちら:Amazon.com
3,Panasonic F-YHUX90
ほぼ、Panasonic・SHARPの2択になっているハイブリット除湿機ですが、よりコンパクトな商品を探している方にはこちら。
干している衣類の「真下」に収める事が出来る、超コンパクトモデルです。
洗濯物を押しているとき、除湿器を「真下」に設置する事が出来ず、手前に設置していると、部屋のスペースをとってしまいます。
こちらは、衣類を乾かす事に特化した、「真下」設置タイプの除湿機です。もちろん「ナノイーX」を搭載し、除菌・消臭力は上位モデルと変わりません。
定格除湿能力 6L/6.5L/日(50Hz/60Hz)
除湿可能面積 50Hz 木造8畳~15畳
60Hz 木造15畳~16畳
タンク容量 約2.4L
外形寸法 幅470mm×奥行250mm×高さ335mm
質量 約10.5kg
出典:Amazon.com
いかがでしたか?ハイブリット除湿機にも種類はありますが、今回は種類を絞って紹介させて頂きました。